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2008年第3次北海道遠征・北斗星ロイヤルと日本最北端の旅(2日目)

パブタイムでのごたごたがあったとは言え、総じて楽しく過ごす事が出来た北斗星で過ごす1日目。
青函トンネル突入~脱出を見守ると言う大目標が立ちはだかる2日目はさてどうか?
そして大学3回生の時以来となる、久々の稚内(厳密に言うと一つ手前だけどねw)の地はどのように映るのか?

それでは2日目のレポに参ります(`・ω・´)ゞ
明けて2日目。アラームの音に促されて気持ち良くスパッと起床出来たのでまずは一安心(;´∀`)
現在地はどの辺りだろうと思っていた矢先に列車が停車。窓の外を見ると青森色?のキハ40がアイドリング中で、サボには『青森⇔蟹田』の文字が…どうやら津軽線の蟹田駅と見て間違いないだろう。


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車内は蛍光灯も点っており、発車準備は整っている模様。
早朝4時過ぎと言う時間から考えても、青森行きの始発列車と見て良いだろう。


蟹田駅の停車は時刻表では通過の印(『レ』)が付いているので運転停車(車掌交代の為らしい)扱いとなり、列車から降りて撮影と言う真似は出来ない。まぁ仮に外に出られたとしても寝起きで頭がボケている状態では危険極まりないのも確かだがw
再出発した北斗星は、左手に青函トンネル内での機関車故障などの非常事態に備えた待機機関区などを見ながら徐々に青函トンネルへと近付いて行く。そして午前5時過ぎに本州最後の駅、津軽今別を通過。数本の断続したトンネルを通過した後、ひときわ長いトンネルに突入。どうやら青函トンネルに突入したようだ。
ハッキリと分かるような感覚は無かったが、ポラリスさんから頂いたパンフに書かれていた通り、レールの継ぎ目を乗り越える際のジョイント音がしなくなった(青函トンネル内は温度が一定でレールが伸縮する恐れが無い為、ロングレールが使用されている)事で、青函トンネルに入ったと言う確信は持てた。
トンネル突入後の楽しみは3つある。竜飛海底、吉岡海底の2つの海底駅の通過を見届ける事と、トンネル最深部を示す蛍光灯の灯りを見つける事だ。

まずは竜飛海底駅。真っ暗なトンネルの壁面がいきなり蛍光灯で明るくなったのでこれはすぐに分かった。ホームの幅が1mも無いので一見するとトンネルの一部のようにも見えかねないが、途中に非常用通路(兼見学路か)が何本もあるので実際には容易に判別は可能である。折角なのでカメラに収めようと携帯の内蔵カメラを向けてみたが、手ぶれ補正機能も届かずにこちらは残念な結果に終わってしまったw

さて次は最深部探検である。変化の無い暗い車窓眺める事数十分、一瞬ではあるが確かに青っぽい色の灯りを確認する事に成功した。恐らくこれがそうなのだろう。しかしあまりに一瞬の出来事過ぎて、カメラを準備する事すら出来なかったが(w。竜飛海底駅通過の際は機関士さんの計らいか、少しスピードを落としてくれた気がするのだが、さすがにトップスピードが出ていると思われる最深部ではそうは行かなかった模様^^;

最後は吉岡海底駅。こちらは竜飛海底駅の時とは打って変わって通常の速度で豪快に通過してしまったが、竜飛海底駅と同じく駅の姿はハッキリと見て取る事が出来た。かつては竜飛海底駅と共にこの駅でも見学ツアーが組まれていたのだが、現在は北海道新幹線の工事の関係で休止となっている模様。
その吉岡海底駅を過ぎた時点で青函トンネル内での目的は達成したので、ここで安心してシャワーを浴びる事に。揺れの比較的少ないロングレール走行中とは言え、走行中の列車内でのシャワーは常時手すりに掴まりながらでなかなか大変だったが、さっぱり出来たので至って満足と言う所である。ちなみに使用時間は約4分で、まだ6分(リセットを使えば16分)も余裕があり少し勿体無い感じがした。こんな事なら昨晩も浴びておけばよかったかな^^;

シャワーを浴びている最中に何時の間にか北斗星は青函トンネルを脱出し、いよいよ北海道へと突入していた。車窓に流れる風景も本州と比べてまだ大きな変化は無いが、それでも所々に北海道らしさを感じられるようになり、私の胸も高鳴る。既に今年3回目の渡道になるが、何度訪れても『北海道』と言う地名の持つ魔力には逆らえそうにも無い。
やがて車窓には比較的立派な造りのホームが見えて来る。青函トンネルを渡る特急『スーパー白鳥』が道内で最初or最後に停車する駅、木古内駅である。今はまだローカル線内のちょっと大き目の駅と言う雰囲気しかしないが、ここは北海道新幹線の新駅の予定地でもある事から開業の暁には周囲の風景も一変する事だろう。果たしてその時、この北斗星の運命はどうなっているのだろうか…


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木古内駅通過中。ぶれていて分かり難いが、ホーム脇の広告版には『北海道新幹線の早期着工を!』とある。
しかしここに新幹線の駅を作った所で、元が取れるだけの乗降客があるのかどうか甚だ疑問でならない。道内都市間輸送と首都圏からの通勤・観光客が旅客の中枢を為すと思われる以上、ある程度の乗降客が見込めるのは新函館(仮称)・新小樽(仮称)・札幌くらいものものなのでは?


海峡線を走り終えた北斗星は五稜郭駅から函館駅へと進路を取る。これはカシオペアも同様で、函館への観光客の利便性を考えてのものだろう。しかし何故かトワイライトだけは函館に寄らず、そのまま函館本線を北上してしまう。時刻で言えばカシオペアの少し後を走るだけに立ち寄っても不自然ではないのだが…


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函館駅到着寸前に留置線で出番を待つキハ281系を撮影。JR北海道が誇る振り子式を採用した次世代の特急型気動車で、現在は函館~札幌間の特急『スーパー北斗』で活躍中である。この編成は北斗星の後で函館を出るスーパー北斗1号に充当されるのだろう。
ちなみにこの車両、てっきり私はまだ乗車経験が無いと思い込んでいたが、実は登場間もない頃におかんと登別温泉に旅行へ行った際、南千歳から登別までの間乗車していた事をつい最近になって思い出したw
恐るべし隠れ金失ヲタ、我がおかん…(;´∀`)


6時34分、北斗星は函館に到着。ここでは機関車付け替え(ED79→DD51重連)の為に7分間停車する事もあり、到着と同時にカメラや携帯を持った乗客が一斉にホームに飛び出す。勿論私もその中の一人であるのは言うまでも無いw


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カシオペア、トワイライト、はまなすと、道内を走る夜行客車列車を一手に引き受ける北斗星カラーのDD51。
センターキャブスタイルのDLの重連と言う事で迫力は満点であり、私も密かにお気に入りなのだが、今回に限ってはまだ撮った事の無いED79を撮っても良かったかなと少し後悔^^;


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DD51撮影後はカシオペア@盛岡駅での一件もあるので早々に車内へと帰還w
で、その直後に撮ったのがこの一枚。見慣れないカラーリングの客車だと思って注目すると、14系に挟まれて旧客の姿が!
気になったので帰阪後に調べてみた所、この客車はJR北海道のイベント列車である『SL函館大沼号』に使用される専用客車である事が判明。ちなみに真ん中の旧客は43系客車で、カフェカーとやらに改造されており形式名称もスハシになっているそうな^^;
詳細はここが一番詳しいと思うので興味のある方はどぞ~。


機関車交換を終えた北斗星は定刻通りの6時41分に函館を出発。
ここからは進行方向が変わり、私の居るロイヤルは右手に大沼公園や内浦湾を見ながら走る事となる。これは非常に嬉しい事だ(゚∀゚)
しかし個室に帰る前に、まずは腹ごしらえの為グランシャリオへ寄り道である。函館駅到着直前の6時半からモーニングタイムが始まっているので、着席できるかどうか微妙な所だったが無事着席する事が出来た。メニュー自体はカシオペアと同じくおかず類は共通で、パンかご飯か違いで和洋に分かれている。とりあえず私はカシオペアの時同様に和食セットを注文した。


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料理が来るまでの間に撮影したED79の群れ。パンタを下げているという事は休車中なのだろうか。
青函トンネル専用機と言う事もあってか、塗装の劣化腐食が激しく正直痛々しい…


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これが和食セットの朝食。
価格は1600円と正直割高感は否めないが、味は少なくとも船内食と比べると数段上であり、また食堂車の雰囲気を味わえると言う事も考えると納得も行くのではないかと^^;


車窓に流れる景色を楽しみながらゆっくりと朝食を味わった後、会計時に乗車記念として北斗星のミニチュアヘッドマーク入り携帯ストラップを一緒に購入。正直使えそうなグッズはこれしかなかったもので^^;
朝食後は部屋に戻り、朝9時過ぎにオーダーしておいたサービスのモーニングコーヒーと朝刊が届くまでゆっくりと過ごす。先述のように函館で進行方向が変わったので、私の居るロイヤルの大きな窓から内浦湾の景色を存分に楽しむ事が出来るようになった。広い個室に一人佇み、日常生活を忘れてただじっと窓の外を眺める…まさに至福のひと時である。


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車窓いっぱいに広がる広い大海原。否が応でも遠く旅に出ている事を実感させてくれる。


やがて列車は落部(おとしべ)駅に到着。時刻表では通過扱いになっているので、列車行き違いの為の運転停車である。道内の2大都市、札幌と函館を結ぶ大動脈の函館本線といえどまだまだこうした単線区間の行き違いは残っており、どこかしらローカル色は抜け切らない。最もそこが私もお気に入りなのではあるが^^;
ここでは函館方面へ向かうコンテナ列車との行き違い、そして先程函館で遭遇したスーパー北斗の通過待ちと、結局2本の列車を待つ事になり結構な停車時間となった。特急とは名ばかりで、ダイヤにおいては立場的には最弱である寝台特急の現状を如実に示した一幕だったと言えようw


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函館方面へ爆走するDF200牽引のコンテナ列車。こうして見るとかなりデカイのが分かる^^;
車体側面にあしらわれた『RED BEAR』の愛称ロゴと赤色が、何となく旧ソビエトを連想させる…と感じるのは私だけ?w
個人的にはDD51に代わって夜行列車を牽かせてやっても見栄えすると思うのだが…性能的にはむしろ十二分だしね。
まぁJR貨物の所有だから色々と面倒な事がある(機関士の研修云々とか)みたいだし、ちょっと実現の可能性は低そうだけど^^;
ちなみに追い抜きのスーパー北斗は撮影失敗の為画像無しorz


落部を出発した後は、森と並んで停車する意味が見出せない(w)八雲を経て、この列車が走る2週間ほど前まで先進国の偉いさんがたむろっていた洞爺に到着する。さすがに駅にはサミットの名残はどこにも残っていなかった…


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駅名に反して、洞爺湖までも意外と距離があったりする。
まぁハッキリ言って詐欺まがいな大糸線の白馬大池駅よりは遥かにマシだがw


洞爺を出た北斗星は伊達紋別、東室蘭、登別と主要駅に停車して行く。
洞爺~伊達紋別間ではサービスのモーニングコーヒーと朝刊(日本経済新聞)も部屋に届けられた。
ここは一つコーヒーをすすりながら朝刊に目を通して渋く決めたい所だが、朝刊の方は一面から読み始めて5分も経たない内にギブアップする情けなさ(汗)。自分の教養の無さを痛感するだけに終わってしまった…orz
東室蘭まで来るとさすがに沿線の風景も少しずつ賑やかになって来るが、それでもまだまだ北海道の雄大な自然を感じさせる眺めは続く。特に白老~社台間では中央競馬で一大勢力を占める社台グループの施設、社台スタリオンステーション白老ファームの敷地を車窓から眺める事が出来、道中の大きな見所と言えるだろう…が、今回は少しうとうとしていた為敷地内に繋養されているお馬さん達を見る事が出来なかった。何やってんの俺(汗)
ちなみにここ白老ファームは主に繁殖牝馬が繋養されているようで、有名所ではステイゴールド(香港G1)、ゼンノロブロイ(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)、ドリームパスポート(皐月賞2着・菊花賞2着・ジャパンカップ2着)、タイムパラドックス(ジャパンカップダート)などのお母さんが居るとか。詳細はこちらでどうぞ。

社台を過ぎると間もなく苫小牧に到着。車窓には大きな王子製紙の工場が見えて来る。製紙業界ではトップに位置するマンモス企業であるが、環境汚染や北越製紙に対する敵対的買収など悪評も耐えないようだ。
それはさておき、苫小牧駅のホームに滑り込む際に遠くに古豪711系の姿が見えたので強引に撮影w


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最近では721系や731系の勢いに押されて出番は減っているものの、まだまだ元気な姿が見れるのは嬉しい限りである。
旧塗装での急行『かむい』リバイバル運転なんてやってくれないかねぇw


苫小牧を出ると終点札幌までは後1時間弱。いよいよ北斗星の旅もグランドフィナーレが近付いて来た。
今回の私の旅はむしろこれからが本番とも言えるのだが、やはりロイヤルで過ごす夢のような時間が間もなく終わると言う寂しさは隠す事は出来ない。残された時間を噛み締めるように、ソファに腰掛けて窓の外を眺めて過ごす。
そして定刻の午前11時15分、北斗星は札幌駅に到着した。
荷物を手にし、部屋を出る前にもう一度じっくりと室内を眺める。16時間の思い出に浸る為…と言うのもあるが、実際の所は忘れ物の有無の確認と言うのが大半であるw
ホームに出るとさすがに北海道と言う事もあり、灼熱地獄だった大阪と比べると幾分涼しかった。


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私が過ごしたロイヤルを外から撮影。またいつか乗ってみたいねぇ…


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回送されて行く北斗星を後ろからパシャリ。16時間もの間お世話になりやしたm(_ _)m


北斗星の旅の総括についてはまた後ほど、と言う事で…

さて、北斗星を見送った後はホームで暫く待機となる。乗り継ぎの稚内行き特急『サロベツ』の発車まで1時間20分ほどある為だ。早速この時間を利用してホーム内の蕎麦屋で天ぷらそば&おにぎりで昼飯を済ませる。関東風の濃いダシにチープな食感の蕎麦、やっぱ駅蕎麦はこうでないと!とは言え何処かの誰かさんのように3杯も食うような真似はしませんでしたがwww


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待ち時間の間に姿を見せたキハ283系『スーパーおおぞら』。
先に紹介したキハ281系の後輩に当たる車両で、『スーパーとかち』『スーパー北斗』にも運用されている。


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お待ちかねの『サロベツ』が入線。同じ稚内までを走る『スーパー宗谷』が最新鋭のキハ261系なのに対し、こちらは国鉄時代からの古豪キハ183系が充当されている。但し同系列はJR移管後も製造されているので、この車両もJR世代の車両かも知れない。
ちなみにこの列車はグリーン車の連結は無く、完全モノクラス編成である。


サロベツは定刻通りに札幌を出発。旭川までの間は線路状態も良い事からなかなかの俊足で飛ばして行く。恐らくは設計上の最高速度130km/hまで出していたのではないだろうか。
私はと言うと、車掌さんによる検札(札幌駅で改札を出ていなかったので、自由席特急券を車内で購入)が済んだ後は、旭川到着直前まで熟睡していたw
その旭川周辺ではなにやら大規模な工事が行われていたが、もしかして北海道新幹線の工事か?道内の新幹線の工事は新函館から順次北上する形で進めているんじゃなかったっけ?それとも吸収新幹線のように札幌~旭川間を先に暫定開業させるとか…謎だ^^;

兎にも角にも旭川を後にしたサロベツは、新旭川からいよいよ宗谷本線へと入って行く。学生時代の夏休みに当時の急行『利尻』『宗谷』で往復して以来、実に14年ぶりにこの線路の上を走る事になる。あの時は夜行の『利尻』はともかく、帰りの『宗谷』でも車中の殆どを寝て過ごすと言う勿体無い事をしてしまった為、今回はしっかりと車窓に流れる北海道の景色を満喫したい所である^^;
この宗谷本線も列車の本数自体は当時とさほど変わりなく、むしろ急行が特急に格上げされたり、旭川~名寄間で130km/h運転が可能になったりと一見進化を遂げているようにも見えるが、実際には運賃が格安で所要時間も1時間差とあまり差の無い都市間バス(宗谷バスと銀嶺バスの共同運行)に押され気味であり、新型車両を導入したと言えど見通しはけして明るくは無い。
参考までに宗谷本線の特急列車と都市間バスの運賃&所要時間の比較がこちら。

●所要時間
特急スーパー宗谷…最速4時間56分
特急サロベツ…最速5時間23分 
都市間バス『わっかない号』…最速5時間50分

●運賃
JR特急…10,170円(特急料金込み)※
都市間バス…6000円(往復11,000円)

※…JR北海道発売の指定席往復割引切符を利用すると12,000円(冬季は13,000円)
ただし利用期間に制限あり(GW、お盆、年末年始は利用不可)


いずれも札幌~稚内間の比較である。
バスは交通渋滞が発生すると大幅に遅れるリスクがあるが、この比較表を見る限りでは、タイトなスケジュールで無い場合はバス有利と言わざるを得ないだろう。

さて話を元に戻そう^^;
宗谷本線に入って単線区間となったが、先述のように名寄までは高速化が完成しているので列車はこれまで通りのハイペースで飛ばして行く。途中であの『ピップエレキバン』のCMで有名になった比布駅を通過し、一瞬思い出に浸る…と言ってもこのブログをご覧の方々でこのネタに反応できる方がどれ位居るのかと(汗)
その比布を通過して暫く走ると宗谷本線の最大の難所である塩狩峠に差し掛かる。事前にぽっこ師匠から『塩狩峠でキハ183系がどんな走りをしてくれるのか見物ですね』と言う内容のメールを頂いていたので、私も注目してその走りを見守る事に。結果確かにペースは落ちたものの、さすがにかつてのSLによる客車列車とは馬力も桁違いなキハ183系は、普段とそれほど変わらないエンジン音で軽快に峠を上り切って行ったのだった。

塩狩峠を越えたサロベツは士別、名寄の順に停車する。名寄と言えばかつては深名線と名寄本線が接続していた宗谷本線でも指折りのターミナル駅であったが、今ではその両線も無く寂しい限りである。特に深名線は廃止になる前にたった一度の機会を生かし、学生時代の夏休みに床が木張りのキハ56に揺られて全線完乗した事が忘れられない。そう言えばあの時、深川駅に到着した際には乗客は私一人だけだったような気がする…

名寄駅を出た所で旭川辺りから鳴り続けていた腹の虫が音量MAX状態になった為、『こんな事もあろうかと…』とばかりに札幌駅の売店で予め購入しておいた『タラバガニ弁当』を食す事に。


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タラバガニの脚肉3本に加え、ご飯にも満遍なくカニ肉がまぶされていて(゚д゚)ウマー


名寄から先は高速化非対応の為トップスピードも落ち、ちょっと特急らしくないペースで走る事となる。
その分車窓に広がる景色はとにかく広い牧草地、そしてそこにポツリポツリと立つ小屋やサイロと言ったいかにも北海道らしいものが良く見られるようになって来るが、そののどかさ故に思わず眠気も覚えてしまったりw


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こう言う眺めを目にすると、本当に北海道に来てるんだなと言う実感が沸いて来る。
あと何と呼ぶのか分からないが、牧草を丸めて置いてある物がポツポツと点在していたりするのも実にのどかな感じで宜しかった(゚∀゚)

名寄を出てからは美深、音威子府の順に停車。音威子府と言えば14年前の前回、急行『利尻』でやって来た際に夜中にやたら長時間停車していた記憶が今も残っている。最もこの方にとってはあまり良い思い出の無い駅なのだそうだが(謎笑)
そんな音威子府もこのサロベツは1分ほどの停車で呆気無く発車してしまう。まぁ仮に長時間停まられたとしてもやる事が無くて困るのだが(笑)。接続線区が無い上に宗谷本線の列車の本数も少ないからねぇ^^;

音威子府出発後は天塩中川、幌延と停車して行く。この辺りの記憶は既にだいぶ怪しくなって来ているので(汗)、どこで撮ったかは分からないが行き違いの特急2本の写真をのっけてお茶を濁しておく事としようw


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上り札幌行き『サロベツ』。これは恐らく信号所での行き違いだと思われる。


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同じく上り札幌行き『スーパー宗谷4号』。これは運転停車の駅での行き違い。


幌延の次は豊富に停まる。以前から何でここに特急が停まるのかと疑問を抱いていた私だが、調べてみると温泉街があったりサロベツ原生花園への玄関口となっていたりと、なるほど納得出来る条件が揃っていた。
その豊富を出ると次は南稚内、私が下車する駅である。札幌から5時間あまりも特急に乗ってきておきながら、一気に稚内まで行かないのは少し消化不良な感も否めないが、今回の宿が南稚内駅前にある事や、この後待ち受ける一大イベント(笑)の事を考えると南稚内駅で降りるのがベストなのだ。まぁ次の日には確実に稚内駅まで向かうのでそう焦る事も無かろうてw


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どアンダーの写真で申し訳ないが、抜海~南稚内間で見る事が出来る素晴らしい眺め。
熊笹に覆われていた車窓が一瞬だけ見事に開けるその様は、まさに宗谷本線の長旅のグランドフィナーレを飾るに相応しいと言えよう。


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18時07分、『サロベツ』は定刻通りに南稚内駅に到着。実に5時間あまりにも及ぶ長旅だった。
終点の稚内よりもこの南稚内駅の方が市の中心に近いと言う事で、大半の乗客が下車する事に。何やら九州の宮崎と南宮崎、鹿児島と鹿児島中央(旧称・西鹿児島)の両駅の関係に酷似している。


さすがに日本の北の最果て、7月中旬だと言うのにこの時間では既にTシャツ一枚では肌寒さを感じるほどの気温である。恐らく15度前後しか無いのではなかろうか?
一応事前に冷え込み対策として長袖のシャツを持参して来てはいるのでここで着ても良い所だったが、こここは敢えて見送る事に。何故ならこの日の宿は駅の直ぐ目の前にあるからだw
と言う事でまさに駅の真ん前に位置する『稚内海員会館』にチェックインする。この施設は基本的には『船員及びその家族並びに海事関係のための福利厚生を目的とした公益の宿泊及び研修会場施設』と言う事になっているが、一般の人も普通に利用出来るようになっている。料金も素泊まりで4000円と格安で、そのせいか連休中のこの日は既に満室となっていた。
ひとまず部屋に向かい、荷物を降ろして一息入れた後鍵をフロントに預けて外出する。晩飯を食いに行く為なのは勿論だが、その前に北斗星ロイヤル乗車と並ぶ今回の旅行の最重要イベントをこなしに行くのだ。それは何かと言うと、ここ南稚内に位置する日本最北端のアケマス設置店舗『光速憧路』での記念プレイである(爆)。当然の如く普通の人から見れば金の無駄遣いでしかない、全くもって理解不能な行為であるが、少なくともアケマスプレイヤーの間では大いに誇れる且つ価値ある行動である(はずw)。


kousoku1.jpg
ゲーセンの他、レンタルショップや漫画喫茶、カラオケBOXも併設する複合アミューズメント施設である。
恐らくは稚内市内でもトップクラスの規模なのでは無いかと^^;


記念撮影を終えて早速ゲーセンへ。中は地元の高校生だらけで、完全アウェー且つオサーンの私はもろ浮きまくりwww
しかしここまで来ておきながら周囲の目を気にしてプレイせずに帰るなど負け犬でしかないので、腹を括ってサテに着席する…



いきなりカード詰まり発生('A`)


早速店員さんを呼んで対処してもらい、カードデータ破損なども無くプレイは再開出来たが、おかげで周囲の注目をより一層集める羽目になってしまった(;´Д`)
全く見た事の無いオサーンが、恐らく普段誰もプレイしていないであろうゲームを真剣にプレイする様を、地元の高校生達はどんな気持ちで見つめていたのであろうか…まぁ大体予想は付くのだがw


kousoku2.jpg
撤去が進んでいる昨今、地方都市の店舗ではセンモ二なしサテ1台のみの構成と言うのも珍しくない中、ここは2サテにセンモニ有りと健闘の部類に入ると言える。実はそれなりに回転率が良いとか?w
しかし料金が未だデフォの1クレ200円と言うのは正直キツい…逆に言うと1クレ100円では採算が取れないのかも。


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分かり難い画像で恐縮だが一応証拠画像。
私のメインカード『虎井 大雅』Pでプロデュース中の千早ソロ『星野 まゆり』で参戦した、全国4万人オーディションのエントリー画面。
最北端でのプレイと言う事でコメントにもそれをアピールする文を頑張って打ったものの、他HUMの参戦は無く(´・ω・`)ショボーン


結局メインP、サブP合わせて1オデ2レッスンの3クレプレイで切り上げ。
先程のカードリードエラーに加え、タッチパネルの感度もイマイチと、お世辞にも環境は宜しくない模様。正直いつ撤去が決まってもおかしくない気もするので、私自身の再訪は極めて厳しいと思われる。ここをご覧の皆様の中で遠征を計画されている方はお急ぎの程を…
などと書こうと思っていたら、アイマス設置店舗情報Wiki『9月5日にカラオケから出火し2F全焼、現在休業中。他ゲーム含めてネット解約されたとの情報があり、このまま撤去若しくは閉店が内定』との書き込みが(汗)
早めに足を運んでおいて正解だったと思うと同時に、ある意味アケマスプレイの一つの大きなステータスでもあったこの店舗が失われるorアケマスが撤去されるのは非常に残念に思えてならない。何とか奇跡が起こって稼動が存続される事を願う次第である。と言ってもオフラインでの稼動だと出勤履歴に店舗名が残らず意味が無いので、それだけは避けて欲しい所だ(;´Д`)


ともあれ、一大イベント(w)は無事終了したので次は腹ごしらえである。
しかし駅近くに展開するのは居酒屋か寿司屋ばかり^^;
ラーメン屋などもあるにはあったが、これは翌日夜の札幌まで取っておきたかった為除外。となると居酒屋か寿司屋のどちらかと言う事になる。正直この組み合わせなら寿司屋にしたかった所だが、一部の人はご存知の通り私はワサビが大の苦手(汗)。かと言って板さんにいちいちワサビ抜きをお願いするのはこの歳を考えると恥ずかし過ぎるものがある…と言う事で泣く泣く断念し、居酒屋で一人寂しく一杯やる事にしたのであった(;´Д`)
そんな訳で居酒屋に的を絞って探索開始。その結果少し駅から外れた場所に、いかにも地元密着の小さな居酒屋と言う風情の店を発見。こう言う店だと地元の新鮮な海鮮モノや地酒が味わえるのでは…と考え、さぁ中に入ろうとするも人見知りのキツいチキソな性格が災いして後一歩が踏み出せないorz
結局全国チェーンの『いろはにほへと』に入る事に…もっと私も周りの友人のように鬼作気さくに初対面の人にも話しかけられるコミュニケーション能力を身に着けないと駄目ですなぁ(;´Д`)
そして店では空腹だった事もあり、結構なハイペースで飲み食い。気が付けば軽く1バルログ分しばいていたっぽい(汗)

そんな感じで腹を満たした後はさっさと宿に帰還。一風呂浴びた後、特にやる事も無いので適当にテレビを見て適当な時間に就寝と相成ったw
翌日は朝から待望の稚内周辺の観光である。時間に限りがあるので定期観光バスを使っての早回りとなるが、駅の外にすら出なかった過去2回と比べればこれでも大きな進歩なのは間違いないw
時間が短い分中身の濃い観光を心がけよう^^;


(3日目のレポへ続く)
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ネタだらけやな^^;

なんか随分ネタに引用されていたような気が・・・^^;

それはともかく、色々と楽しまれたご様子ですねー。北斗星の朝食、見事にカシオペアと同じでワロタwww

>駅蕎麦3杯
えー、あれは帰省途上の姫路の駅蕎麦だからこそ成し得た暴挙です(笑)。
通常の旅行で行うことはまず無いでしょうね。そもそも最近の旅行では美味いもの探しに躍起になっているので、駅蕎麦を食すこと自体が減りました(普段はよく食べてますがw)。札幌の駅蕎麦も実は未攻略だったり・・・

>キハ@塩狩峠
んー、ちと残念。同じキハ183のオホーツクで石北峠を越えた時はなかなか圧巻だったんですけどねぇ。あ、そういえば塩狩は名寄側からの方が勾配が強かったかも。。。

>音威子府
解説すると、利尻の途中下車中に駅前で吹雪に吹かれて北海道ワイド周遊券を吹き飛ばされた遺恨の場所であります(爆)。まぁ今となってはいいネタです。蕎麦も美味しいし、いい所ですよ。
因みに、音威子府より北は民家のほとんど無い天塩川沿いの山間なので、印象が薄いのも仕方ないですね。

それにしても光速憧路はそんな状態になったですかぁ。自分はアイマスやらないですが、先に踏破して写真撮って羨ましがらせようと思ったんですけど(笑)、結局最近は稚内に行ってないので叶わずじまいでした。
北海道へは来週行くつもりですが・・・まだ宿もチケットも何にも取ってない^^;;;
ま、なんとかなるっしょw

No title

度々ネタにしてサーセンwww

>北斗星の朝食
現在では食堂車のメニューはディナー、パブタイム含めて基本的にカシオペアと共通みたいですね。
北斗星登場直後は確かフランス料理だけでも値段別で3コースくらい有った筈なのですが…合理化が進んでいるようで個人的には残念でございます。

>駅蕎麦
んー、私の場合は全く逆で基本的に旅行の時にしか食べないですねぇ。って、通勤で電車に乗らないのだから当然と言えば当然でしょうけどw
やはり最初に食べたのが旅先だった事で、自然と脳内に『駅蕎麦は旅先で食べてナンボ』と言う図式が出来上がっているのかもしれません。

>塩狩峠
既に記憶が薄らいでいる状態での感想だけに信憑性に欠けますが。ちょっとエンジンの唸りが大人しめだったのは確かです。やはり同じキハ183系でも後発のモデルだから静粛性が向上しているとか?^^;
ああ言う難所はやはり客車列車で越えてみたいですね。『利尻』が14系客車列車だった頃に一度乗ってみたかったなぁ…

>オトイネプー
うは、無くしたのではなく吹き飛ばされたとはwww
しかし利尻での途中下車中って、吹雪いてるような日の夜中にそんな事をするのはある意味自業自得…ゲフンゲフンw

>光速
wikiを見た時は私も驚きました。
正式な状況は不明なので何とも言えませんが、恐らく再起は困難かと…もう一度行きたかったんだけどなぁ(TT)

と言う訳で、師匠も稚内へGO!www
プロフィール

赤の守護神

Author:赤の守護神
生息地:大阪

年齢:40台に突入しますた(´;ω;`)ブワッ

趣味:バイク、旅行(乗り鉄)、野球&プロレス観戦、自転車、ドカ盛りラーメンと格闘、お人形

座右の銘:『買わずに後悔より買って後悔』
『明日は明日の風が吹く』
『ニンニク入れますか?』

・所有オートバイ
DUCATI ST3(2007 Red)
HONDA XR250(2002 Red)

・所有自転車
OPERA CANOVA(2013)
あさひ ロンドンタクシー(通勤用)
JEEP 折り畳み自転車(輪行マシン)

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