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10月11~12日 寝台特急『はやぶさ』惜別乗車と田原坂訪問の旅(後編)

『はやぶさ』の旅に続くは、日本最後の内戦・西南戦争の最大の激戦地となった田原坂古戦場訪問です。
しかしこちらはのっけから波乱の幕開けに…(;´Д`)
昼食終了後、いざ田原坂へ向かうべく乗車券を購入し再度駅構内へ。
しかし田原坂方面へ向かう次の上り列車は、事もあろうに肝心の田原坂駅を通過するとの事orz
おいィ?と思って手持ちの時刻表を見てみるとあらまぁ、1時間2本ある日中の列車のうち1本は通過になってるじゃありませんか…西南戦争の激戦地と言う事で観光客の需要があるのではと思っていただけに、これは正直予想外でした^^;


081012-8a.jpg
列車待ち中に撮影したJR九州を代表する特急型電車787系。
九州新幹線の開業により西鹿児島まで顔を出す事は無くなりましたが、現在でも『リレーつばめ』『有明』などの特急列車に充当され活躍中です。
既に登場から16年が経過しているとは思えない斬新なデザインがまた素晴らしいですね。


で、そのまま時刻表通りに待つとなると実に1時間近く駅で無駄に過ごす事になってしまいます。そして既に時計は午後1時過ぎ。いくら帰りは夜行バスで比較的ゆっくり出来るとは言え、資料館の開館時間の事もあるのであまり呑気に構える訳にも行きません。と言う事で田原坂を通過する次の列車に構わず乗り込み、一つ先の木葉駅でひとまず下車。10分後にやって来る下り列車で田原坂へ改めて向かう作戦に出たのでした。
しかしこの列車内で何と切符を無くすアクシデントががが('A`)
仕方なく車内で再発行をお願いしようとするも列車はワンマンカーorz
ならば木葉駅で清算をと思い、下車してみた所見事に無人駅www
最早どうする事もできずに、図らずも熊本~木葉間を無賃乗車する羽目になってしまいました…って、今考えたら切符回収箱に現金を入れれば良かったのか。何か後味悪いですが、まぁ今回だけは勘弁して下さいと言う事で(;´Д`)

で、10分後にやって来た下り列車で田原坂へ。そして駅へ降り立つとやはり予想通りの見事なまでの無人駅w
おまけにこの駅には切符回収箱すら無し…いやまぁ合理化するのは結構なんだけど、さすがにここまで来るとちょっとだらしなさ過ぎね?いっその事無人駅では乗降車位置を特定して、運転士が切符を回収するシステムにした方が良いと思うんだけどねぇ…少なくとも日中ならせいぜい2~3両しか繋がないんだから十分可能だと思うんだけど。

…と、JR九州の営業方針にケチをつけていても仕方ないのでさっさと田原坂資料館へ向かって歩き始めますw
出発前にネット上の地図で確認した所駅から結構な距離があったので、バスでも出ているかと思いましたがその気配は全く無し…と言う事で快晴の空の下、健康的にひたすら歩く事になりました^^;
資料館までの道のりは上り坂も結構あって正直ちょっときつかったものの、田園風景が広がる田舎道(牛も居たぞ)の散歩は眺めも良くなかなか気持ち良いもので、いい汗をかけたと思います。たださすがに資料館と反対方向に向かう事になる官軍・薩軍墓地へはしんどくて足が向きませんでした…^^;

と言う事で駅から20分ほど歩いて資料館に到着。
まず目に入ったのがこの建物です。


081012-9.jpg
弾痕の家。西南戦争の激しさを物語る歴史の生き証人…
ですが、実はこの建物は復元された物だったりします^^;


弾痕の家を撮影後に早速資料館の中へ。入館料金は210円とかなり良心的だったにも関わらず、展示内容は当時の大砲の模型を初め、当時実際に使用された銃器類、電文、新政府軍と薩軍の軍服、錦絵、そして写真など豊富で、見応えは十分でした。但し館内は全面撮影禁止となっているので、見学される方はご注意の程を…
展示物の他には田原坂の戦いを分かりやすく再現した10分程度のミニドラマも放映されていたので、こちらもしっかりと見学。俳優さんの演技は正直微妙だったものの(w)、案内役っぽい男優さんの最後に言う台詞が印象的だったのでこれも一見の価値ありです。台詞の内容は詳しくは覚えてないですが『新政府軍、薩軍、どちらの若者も国の将来を憂う気持ちは同じ~(中略)~私もこの植木の街を愛しています』とか言う感じだったような…

資料館の見学を終えた後は田原坂公園を見て回ります。
まずは資料館を出てすぐの所にある西南の役戦没者の慰霊塔へ。


081012-10.jpg
塔の後ろ側の壁には、この戦いで落命した人々の名前が記されています。
立場こそ違えど、国を憂い、そして想う気持ちは何ら変わり無かった人々。それが歴史の悪戯により互いに命を奪い合う悲惨な事に…
何ともやり切れない思いで一杯でした。


081012-11.jpg
売店を華麗にスルーし(w)、次に辿り着いたのがこの美少年像。
台座には『雨は降る降る じんばはぬれる こすにこされぬ 田原坂
右手に血刀 左手に手綱馬 上ゆたかな 美少年』と、田原坂の戦いをを詠んだ歌が書かれてありました。
薩軍の若年兵士を象ったこの像と、当時の戦いの物言わぬ証人である大楠は、訪れる人達に果たして何を伝えているのでしょうか…


081012-12.jpg
田原坂崇烈碑。新政府軍が田原坂攻略後に立てた物です。
碑には田原坂の激戦の様子が記されてあります。
漢語で書かれているので難読極まりないですが、良くありがちな戦勝側の傲慢不遜な文体でなく、敵側の薩軍にも敬意を表した文体であるとの話です。


公園の散策を終えるといよいよ実際に田原坂の古戦場へと足を踏み入れる事になります。ただこの日は4輪の通行が結構あって、狭い道だけに歩くのにも気を遣って正直疲れました…


081012-13.jpg
個人的に一番当時の雰囲気を残しているのではと感じたのが、二の坂~一の坂の間のこの場所です。
この坂を押し合いへしあいしながら上ってくる新政府軍、そこを土手の上からの射撃と切り込みで散々に撹乱した薩軍と言う様子を頭の中に描きつつ、歩いてみました。


坂を下り切って田原坂を後にし、更に15分ほど国道沿いを歩いて木葉駅に到着。あまりの遠さにバスを使おうかと一瞬考えたのはここだけの話w
ここから熊本までまた電車に乗って戻る訳ですが、待ち時間中に前日乗車した『はやぶさ』が折り返して東京へ向かう様子を偶然撮影出来ました(゚∀゚)


081012-14.jpg
大阪に停まってくれるのなら帰りも乗ったんだけどねぇw
まぁその場合だと列車も無い深夜に駅に放り出される訳ですがwww


熊本駅に帰還した時点ではまだ帰りのバスの時間まで3時間近く余裕あり。
と言う事で一風呂浴びるべく、市内にある健康ランドへ向かいます。
ただ現地の詳しい情報を入手していなかった為、周辺の地名を便りにとりあえずバスに乗ると言う危険な行動に…そして案の定迷いましたorz
バス下車後、携帯片手に必死こいて歩き回って探すもてんで見つからず。
その内汗は噴出し、足は痛くなり、更には余裕があった時間も結構押して来る始末。しかしどこかの寺に住み着くぬこタソの励まし(謎)の甲斐あって、何とかお目当ての健康ランドに到着出来ました。ちなみに所在地は熊本から放屁、もとい豊肥本線で一駅の平成駅から歩いて4分の所。きちんと下調べをしておけばこんなしんどい思いをする事は無かったのですが('A`)

一風呂浴びてようやくサッパリした&落ち着いた後は平成駅からさっさと熊本駅へ。かなり押した感もあった時間でしたが、結果的には熊本駅で晩飯を食う余裕もあったので一安心でした。さすがに空腹で夜行バスに乗るのは拷問に近いですからね^^;
と言う事で駅の洋食屋でしっかりと腹ごしらえした後、市電でバスセンターへ。乗車前に晩酌セットを買い込んで、午後9時に予定通り大阪行きの夜行バスに乗車。晩酌終了後は翌朝6時過ぎの大阪梅田着まで泥のように眠りこけてましたw
大阪到着後は特に何も無く、JRでまっすぐアパートへ帰還。
0泊3日の突発九州旅行は無事終了と相成りました。


最後に今回の旅のメインコンテンツとも言える『はやぶさ』について。
私が利用したA個室を初め、寝台設備を含めた車両全体の古臭さは如何ともし難いものの、ゆっくり寝ている間に目的地へ移動出来ると言う便利さはやはり捨て難いものがあると感じた次第です。
それに加え、ホームで出発を待つ際の高揚感や、普段は見る事の出来ない深夜の駅の様子をも伺う事が出来る楽しさなど、飛行機や夜行バスには無い列車ならではのものがまだまだ沢山残っているだけに、寝台料金の改定など打つべき手も打たずしてあっさりと廃止を決めてしまうのは、自分が乗り鉄野郎である事を差し引いても少し勿体無いのではと感じます。
仮に定期列車としての存続が難しくとも、トワイライトやカシオペアのような性格の列車にして季節列車とし、生き残りを図れなかったものかと。東京発の九州ブルトレとして伝統ある『はやぶさ』『富士』にはその資格は十分にありますし、また九州にも北海道に負けないくらいの魅力的な観光地や温泉地が数多くあるだけに、戦わずして敗北を認めるが如き今回のJR側の決定には首を傾げざるを得ません。

ぶっちゃけ九州ブルトレの全滅が決まった今となっては、到底九州へ行くのに鉄道を利用する気力が全くと言っていいほど沸かなくなりました。真冬にでも行かない限り、バイク&フェリーで渡る方が余程楽しいですし、旅をしている感じがしますわ…


とまぁ、最後は愚痴っぽくなってしまいましたが何とかレポ完成ですw
最後までお読み頂いた酔狂な皆様乙(こら
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プロフィール

赤の守護神

Author:赤の守護神
生息地:大阪

年齢:40台に突入しますた(´;ω;`)ブワッ

趣味:バイク、旅行(乗り鉄)、野球&プロレス観戦、自転車、ドカ盛りラーメンと格闘、お人形

座右の銘:『買わずに後悔より買って後悔』
『明日は明日の風が吹く』
『ニンニク入れますか?』

・所有オートバイ
DUCATI ST3(2007 Red)
HONDA XR250(2002 Red)

・所有自転車
OPERA CANOVA(2013)
あさひ ロンドンタクシー(通勤用)
JEEP 折り畳み自転車(輪行マシン)

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